こんにちは!馬場ふゆかです。
先日女友達4人でハニワ作りを体験してきました。いわゆる陶芸です。
お皿とか湯のみではなく、あえてのハニワを作りました。
理由はお皿よりハニワの方が個性がでて面白そうだったからです(笑)
結果
↓↓
完全に個性溢れる作品ができました。使い道はありません。
勢いで申し込んだ陶芸体験。実は教室に行く前は、
日曜の昼間にアラサー女4人で陶芸体験とか誰もやらないよ!(笑)
お客さん私たちだけなのでは(笑)
なーんて会話をして向かってたんですよね。
ところが行ってびっくり、教室はお客さんでいっぱい!
しかもお客さんの半分以上が20代30代と若め。
陶芸ブームとかきてたのかなぁ?と思いつつハニワを作ったのですが・・・
1日体験して、その陶芸教室は趣味でもあれけれど、しっかりとビジネスとしても経営されていることが見えてきました。
どんなビジネス展開を行っていたのか、お伝えしていきますね。
細かい料金がわからない
細かい料金をさっぱり覚えていないので、ざっくりとわかりやすく伝えていく形にしようと思います。
私たちはサイトを見て、ハニワ1体4000円くらいの感覚でいきました。
どうやらハニワを焼く面積で値段が多少かわるとのこと・・・
陶芸体験≠高いものって、思いませんか?
数千円くらいだろうな〜となんとなく思い込んでいたので、値段の振れ幅はあまり気にしていなかったです。
先ほどの写真のハニワたちを見ると、太さや高さが違いますよね。
適いくつかの大きさの型がだされるので、その中から好きなサイズを選んで作ります。
先ほどと同じ写真です。私の先品は一番左、テーマは「あらいぐまラス○ル」。
実は私の作品、最初はもっと胴長だったのです。
でももっと胴が短い方が可愛いな〜と思って、自己判断でかなり胴下の部分を切り落としました。
写真の状態まで完全に作り終えたあと、ハニワの大きさの測定が始まってそこで初めて金額の設定の仕方、実際の料金が判明します。
そこで初めてわかってびっくり。ハニワの背が高いというのが一番料金がかかりやすいのだとか。
そ、そんなこと一言も聞いてない〜〜!!(笑)
たまたま高さを切り落としたアライグマのハニワは、その隣ののっぽのハニワに比べて結局2000円ほどの安くなっていたのです。
最初からそのルールをしていたら、全員もっと小さくハニワつくっていたでしょう。
作り切ったあとに値段を言われたら、いくら高いと思っても払わざるを得ないですよね。
迫り来る時間
そしてびっくり、終わりの時間が近づいてきたタイミングで、
1500円であと30分延長できるけど、どうします?
みたいな声かけがきます。
手元で作ってるハニワはどう見てもまだ途中・・・絶対時間内に間に合うわけないじゃない〜!泣
延長しましたよ(笑)
SNS発信をすると割引
さらに、完成した作品を店の名前とともにSNSに投稿するだけでその場で割引してもらうことができます。
たまに、「タグ付けてTwitter投稿でお得価格」とか飲食店などでありますが、この店はSNSツールはなんでもOK。
結果、4人中2人がTwitterに、残り2人がインスタに投稿と、それぞれ得意なSNSに投稿しました。
あえてツールを絞らないことで、SNS全てで「お客様の声による無料広告」をだすことに成功していました。
色つけは別でご案内
さて、これまでご紹介したものも、なかなかエグくお金取ってくるんだな〜経営しっかりやってるな〜と感じていたのですが、最後にとどめがきました。
ちゃんとビジネス視点でもこの教室は運営されているんだなぁと。
ハニワを作り上げたあと、「色付けしますか?」と突然の提案。
色がついた作品をみせてくれます。
わ〜綺麗〜!っという空気になるのですが、色付けは粘土を焼いてからじゃないとできないので、2週間以上あとにまた教室に行って塗る必要があります。
その価格が6000円〜とのこと。
上手なバックエンドだな〜〜
と、そのときここはただの陶芸教室じゃないと思ったものです(笑)
ハニワ作っている間、周囲の会話で気になることがいくつかあったんです。
女子同士が、また2週間後に東京これるかな〜と話ていたり、
カップルがちょっと言い合いを始めていたり・・・。
体験教室って1人ではあまり行かないと思うんです。
友達や恋人となんとなく行くというか・・・盛り上がったら、じゃあまた行こうか〜!となることもあるでしょう。
特にカップルからしたら、また会う良い口実になります。思い出の作品もできて一石二鳥かもしれないですね。
しっかりとるところ取ってるなぁ〜と、リアルなバックエンド販売セールスを体験することができました。
まとめ〜ハニワ1体作るのにかかったお値段は〜
4000〜5000円くらいで作れるのだろう〜と特にお値段を深く気にせずに行ってきた陶芸教室。
結果、私の作品は7000円、一番高いもので1万円のお支払いになっていました。
実際その価格であることは問題ないのですが、色々な角度から攻め込んできて、
気がつかないうちに出費するような形になっていたな〜やられた〜という感じがありました(笑)
これで色ぬりまで申し込んだら、なんだかんだ1つの作品を完成させるのに2万ほどかかるのではないでしょうか。
今回は完全にノリで「ハニワでも作るかww」という感じで申し込んだので、どう転んでも色まで塗った凝ったハニワはいらなかったのでその場で陶芸体験は終了しましたが・・・
これがカップルでデートで、お皿とか作ってたら・・・
色ぬりするかもしれないですね・・・
2万という付加価値もついて、なんかすごい思い出の品にでもなるかもしれないですね。
そのまま陶芸教室に入会する人もいるかもなぁと考えると、なかなかハニワ以上に面白いビジネス体験をしたなぁ〜と思いました。