こんにちは!馬場ふゆかです( ^ω^ )
私には、中3から勉強を一緒にして、浪人も一緒に頑張った親友がいます。
一緒に勉強していたのですが、学力の差は天と地ほどあり、親友はちょ~~~頭の良い子です。
2人で一緒に医学部を目指し、私は1浪の末に挫折、薬学部へ。
親友は現役のときから偏差値の低い医学部(とはいっても偏差値60ですが)に受かる実力がありましたが、学費の問題のため、上位医学部を目指し、2浪の末に私立トップ3の医学部に合格しました。
勉強のことでよく喧嘩をし、赤本がぼろぼろになったこともありました(笑)
一応女性同士なので険悪な雰囲気までで済みましたが、男だったら取っ組み合いくらいしてたと思います(笑)
私にとって親友は、医者になる夢を叶えてくれた存在であり、私にできないことをやってのける憧れの存在です(*´ω`*)
親友を支援、とタイトルに書いていますが、まあ傍から見たらほぼほぼ貢いだに近いです。
私は親友のために、2人の夢を叶えるために親友に100万円以上を使いました。
人にお金を使うってどういうことなのか、そんなお話しをしていきます。
1.貧乏だった親友
親友の家は、父親がリストラされてから貧乏になりました。
日常生活に困るような貧乏ではありませんが、新しい服などは買えず、食べたい物も食べられず、いつも節約をしていました。
勉強優先なので、大学生になってからは親が少しの仕送りをしてくれていましたが、医学の参考書などは1万以上する高値のものも多く、
お金持ちの医学生も多いのでその付き合いでお金はとぶとぶ。
貯金残高が1000円をきることも何度もあったとか。
180円したから買えなかった・・・
とラインが来たときは絶句しました。
私立の医学部というと、お金持ちのイメージが強いですが、こういうパターンもあるのです。
ちなみに親友の学費は、成績優秀者だけに与えられる奨学金制度を使っていました。
2.医者になるのはまじで過酷
親友の話を聞いていると、外から見る医者のキラキラした世界の裏側が見えてきました。
まず部活の選択すら、将来の医者の道に影響してくるのです。なにそれ・・・。
親友は規模の大きな部活に入り、その人間関係にとても疲弊していました。
医局との繋がりとか、先輩との関係があるから・・・
自分が将来どこで働くかに影響するから・・・
えええ・・・・医者の人間関係ってやばい・・・。
先輩、卒業生、先生の接待。
どんどん飛んでいくお金。
食事も食べられなくなっていて、心配で仕方ありませんでした。
最初は食事を奢っていましたが、食を楽しみとしていなかった親友は、
それでは元気になりませんでした。
親友が喜ぶことをしよう。喜ぶものをあげよう。
親友が医者になれる日まで、彼氏のように私がサポートしょう。
そう思ったのが、結果的に100万以上の支援に繋がる始まりでした。
3.どんな支援をしたのか
3-1.服やバック、着飾るもの全てプレゼント
親友が大学2年生のとき、小学校の同窓会がありました。
あ、私と親友は幼稚園からの幼馴染でもあるので、小学校も一緒です。
同窓会だというのに、親友には服を買うお金もなく、既存の綺麗な服もなく、
と言っていたのです。
同じ女性なので、やはり自分の外見(服も含めて)に自信がないときは人に会いたくなくなる気持ちがよくわかりました。
すぐに買い物に行き、靴、スカート、トップと、同窓会に着ていけるような綺麗めなものを買いそろえました。
いくら使ったのかは忘れましたが、普通にマルイやルミネで買い物をしたので3,4万くらいでしょうか。
と、無理矢理プレゼント。
私は身長150くらい、親友は170近いので、服や靴を共有することはできないので、返品されても私は使えないため、受け取らざるを得ない状況にしました。
最初はめっちゃ戸惑っていましたが、すごく喜んでくれました。
同窓会当日は待ち合わせたときからとても楽しそうで、髪も綺麗にセットしてきていました。
写真もたくさん撮って、そこに写っているのは自信に満ちて笑っている綺麗な親友。
いまでも同窓会の話をたまにすることはあるので、あの日の思い出が楽しいものになってくれて良かったなと嬉しく思います。
写真は一生残るので、綺麗な姿が残っているのはいいものです。
以降、親友に彼氏ができてはデート用の服をプレゼントしたり、
試験結果に落ち込んではアクセサリーをプレゼントしたり
ぼろぼろになっている靴をみては新しい靴を買ったり・・・
もう買ったものは覚えていません(笑)
いつだったか、何の目的かは忘れましたが、パンツ、スカート、トップ、靴、バック、アクセサリー、ネイルをプレゼントしたときは1日で10万以上使いました(笑)
もちろんこれも全部サプライズなので、親友はめちゃくちゃ驚いていましたが容赦なくプレゼントしました。
全部私の自己満足です。
3-2.ネイルやマッサージ、リフレッシュも用意
でも物のプレゼントだけでは、、、人間関係のストレス、バイトや勉強の疲れをとることはできませんでした。
というわけで、他にも【体験】をプレゼントしました。
と、それだけ伝えて、次の日温泉施設に拉致しました。
オイルマッサージを予約して、足の指先から頭までリフレッシュしてもらいたかったんです。
ちなみに、そのとき私は何もせずにたただ温泉につかって待機していました。
やれることはやるけど、私は決してお金持ちではないので・・・^^;
一緒に出掛ける日は、食事代はほとんど私が払いました。
もちろん親友も払ってこようとするので、あの手この手で阻止したものです(笑)
全部2人分お金がかかるというのはなかなかの出費なので、常に奢ってくれる男性はまじかっけーなと思いました。
あ、私は全額男性が出すべき派です、はい(笑)
何度もやったのはネイルですね。
どんなに綺麗なネックレスやピアスを買っても、勉強中は本人は見えません。
指輪は彼氏から貰いたい派の親友だったのでプレゼントできず・・・
でも勉強してるときって一番目に入るのが手元なんですよね。
手元が綺麗だと、気分があがるんですよ。
シンプルネイルは安いけど、親友はごちゃごちゃしたのが好みだったので、
なんでもやり放題コースでネイルを予約して、好きなよ~~にやらせました。
凄く喜んでくれて、超楽しそうにネイリストさんと話して、きゃっきゃとイラストや石を追加していくものだから、なんかすごい金額になったのは覚えています^q^
何をプレゼントするよりも一番ネイルの反応が良かったので、勉強で落ち込んで死にそうになっていたら何度もネイルに連れていきました。
他にもホテルのディナーやアフタヌーンティーを予約したり、特別な体験をたくさん用意しました。
私自身がラグジュアリー思考というのもありますが、親友もそういうのが好きだったので、いつも驚きながら最後はすっごく喜んでくれていました。
3-3.サプライズのお祝い
誕生日やクリスマス、もう何をしたのか何を送ったのかさっぱり覚えていませんが、
親友がイベント好きでもあったので、その辺のサプライズも色々としました。
が、イベントに対する意識は親友の方が強く、サプライズし返されたこともしばしば(笑)
クリスマスに白いふわふわのテディ―ベアをプレゼントされたときは、「彼氏かよ!!ww」と、ブーメランになる突っ込みをしてしまいました。
あ、別にテディベアに興味はないです、人形は可愛いけど(笑)
イベントの日を楽しみにしてほしくて、ワクワクしてほしくて、今回は何をしようかな~といつも色々考えていました。
4.日々の楽しみを感じてほしかっただけ
なんてことを親友が医者になるまでの6年間、ずーーっとやっていたら、気づいたら軽く100万は超えていたわけです(笑)
ちなみに貢ぎ癖はないです、他の人には一切やってません。
浪人した友達は他にもいますが、普通に食事代も折半です。
私がしたことに対しては、批判もあるのかもしれません。
そんなにお金をかけられても気になるんじゃない?
恩の押し付けじゃないの?迷惑に感じてるかもよ
という風に感じる人もいるでしょう。
私がやりすぎて親友はだんだん麻痺っていって、あげるものは全て受け取ってくれるようになりましたが(むしろやり返されるようになりましたが)、最初は凄く遠慮していました。
私は母の真似をしただけです。
いくら使うか、いくらのものをあげるか、その金額は関係ありませんでした。
ただ、お金がない、とう理由で、親友が勉強以外何もできないまま、ひたすら全てのことに耐えて医者になるのを見ていられなかったのです。
だって親友は、2年間の浪人生活をもう頑張ったんです。
諦めずにずっと勉強をしていました。
もっともっと、人生を楽しんでほしかったのです。楽しいことを増やしてほしかったんです。
せっかく苦労して、医学部進学を勝ち取った親友に、もっと医者になる過程も楽しんでほしかったんです。
突き返したのではなく、全部受け取ってくれたことを凄く感謝しています。
5.まとめ~2人の夢~
私たち2人には夢があります。
それは将来、一緒にクリニックをやることです。
親友は善意の塊のような人間で、金儲けではなく、ホスピタリティを一番に考え、
患者の希望に添える医療がしたいと言います。
そのクリニックで働く従業員には他より高い給料も出したいといっていて、自分の給料は少なくて良いといいます。
何をするにせよ、医療は1人では提供することはできません。
多くのメディカルスタッフの助けが必要です。
でもクリニックの体制や待遇に不満があったら・・・人はどんどん辞めていってしまいます。
私の役目は、潤滑な経営ができるように、親友が「これやりたい!!」といったことがすぐにできるように、クリニックの運営をしていくことです。
夢が叶うその日までも、親友が医者という職業を、これからも少しでも健康的な精神で続けていけるよう、サポートしていきたいと思っています。
収入が抜かれないよう、私ももっともっと頑張っていきます(笑)