ホスマーケティの馬場ふゆかです。
情報発信は誰にでもできることですが、その分似た発信をしている人が多いのも事実です。
人との違いを出すにはオリジナリティが大切になってきますが、オリジナリティをだすというのは抽象度が高く伝えていくのは難しいところでもあります。
再現性とオリジナリティのバランスは難しく、どうしても最初は再現性を優先してしがいがちなので似た発信者が増えてしまうのです。
しかしそれでは永遠に誰かの二番煎じで終わってしまいます。
ビジネスを自分のものにしていくためにはオリジナリティというのは欠かせません。今回はオリジナリティの出し方について、相羽みうさんのセミナーで学んできたことをお伝えしていきます。
消費者目線で良いなと思ったものを取り入れる
同じ業界の中の人のものばかり参考にしていくと、どうしても形が似たようなものに偏りがちです。
完全に0から一気に生み出していくのは難しいですが、モデリング先を変えることで自分の業界の中に新しいものを持ってくる存在になることもできます。
どういうことかというと、モデリング先を違うジャンルに変えていくのです。
ビジネス系の人は、例えば普段自分がみているアパレル系や美容系などで興味をもったデザインやタイトル、案などを自分の業界に引っ張ってくるだけでも新鮮味をだすことができます。
ブログも1つのジャンルだけではなく、仕事に関係のないジャンルも幅広く見ていくことで、こんな書き方があるんだ、こんな伝え方があるんだと新たな発見がみつかります。
私たちは日常生活では常に消費者としてものを購入しているのですが、それは当たり前のことすぎて「何故この商品を良いと思ったのか」という思考を見逃してしまいがちです。
でも必ず自分が好きなものの傾向やリピートしているものはあり、
お気に入りの服のデザインや好きな動画、そこから自分のビジネスへ応用できるものは見つかると思います。
オリジナルキーワードや独自の言葉をつくる
独自の言葉というのは、定着すると完全にオリジナル感を出すことができるので武器にできるととても強いです。
最初からわけのわからない単語を使っていくのは危ないですが、オリジナルキーワードというのは自分のことを覚えてもらう大きなきっかけにもなりますし、インパクトも残すことができます。
例えば「ライザップ」。
元々「ライザップ」という言葉は存在していませんよね。
言い換えてしまえば痩身専用のジムですが、CMでは「痩せる」「ジム」などの誰もが知っている言葉は使わず、「ライザップ」というネームを大きく打ち出しています。
いまでは「ライザップ」という言葉が、「厳しいトレーニングで綺麗に超痩せる」みたいなイメージを持っており、唯一無二のオリジナルキーワードになっています。
リアルな場で新しいことを吸収していく
慣れ親しんだ場所にいるだけでは、同じことをやり続けていくことしかできません。
人との違いをだしていくためには、どんどん新しい知識やアイディアを吸収して自分の手数を増やしていく必要があります。
色んなジャンルの経営者に会っていくことで、今までとは違った発想の仕方を学ぶことができます。
例えば、ターゲットはペルソナをしっかり決めていくという考え方もありますが、ペルソナではなくて行動軸で決めるという考え方もあります。
ビジネス系というとデジタルコンテンツやコミュニティを販売している人が多いですが、ボードゲームを作って事業展開する発想もあります。
自分一人で考えていくのが好きという方もいるかもしれませんが、外部からどんどん新しいことを吸収してアウトプットしていくことで、自分のビジネス事業拡大へのレバレッジは大きく効かせることができると思います。
まとめ〜自分が輝ける場所を選ぶ〜
再現性とオリジナリティのバランスは大事ですが、自分が埋もれてしまいやすい場所と輝ける場所というのは必ず存在しています。
例えば私が一薬剤師として薬局で輝こうとしても、周りにいる人もみーんな同じ薬剤師なので、そこで1位になることは難しいです。
1位になるどころか、会社のいうことを聞かない困った薬剤師と評価されてしまうこともあるかもしれません、
でも場所をビジネスの場に変えるだけで、私の考え方や行動は「他の人と違う」と評価され、面白い薬剤師として注目を浴びることができます。
自分のオリジナリティをどこで出していくのか、それを模索するためにも新しいことにチャレンジしたり新しい場所にいくこと、多くの物事に触れることはとても大切です。
日常のどんなものからでも情報を得ることはできるので、それを自分ごととして物事を見ていけるかどうかが重要です。