ホスマーケティの馬場ふゆかです!
菅智晃さんの講義の受けに、福岡まで遠征に行って来ました。
初福岡で、初一人飛行機、そうまでしても聴きたかった講義だったんです。
ちなみに講義内容がどんなものかは知りませんでした、当日までお楽しみという形式だったんです。
それでも聴きたくなる魅力がこの講義にはあります。
菅智晃さんの紹介とともに今回の講義学んだことを、私の考えとともにお伝えしていきます。
菅智晃さんってどんな人?
菅さんは株式会社アイマーチャント代表取締役、株式会社KNOCK取締役副社長。2003年、個人インターネットビジネス黎明期より資金3万円で独立。編集者型モデル、箱型モデル、サービス利鞘モデル、量産型会員制モデルを基軸に、独立起業の登竜門としてコンサルティングとプロデュースに従事しています。
・・・っと、こちらはご本人のプロフィールページを完全に抜粋させて頂きました。
肩書きがしっかりしていることはもちろんなので、個人的により知ってほしいと思っている菅さんの魅力をご紹介したいと思います。
菅さんがやっている仕事の数が多すぎて、彼は何をしているのか、私はほぼ把握していませんがそんなことは全く問題ではなく、
ビジネスに対する考え方や姿勢がとにかく大好きで、全面的に信頼をおいています。
菅さんがビジネスについて語るとき、そこにお金が関わっているのにお金の話はほとんど出て来ません。
出てくるのは人と人との繋がりの大切さ、そしてビジネスの楽しさについてです。
シンデレラストーリーは持っておられますがweb上では大々的に語られていませんし、年収〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇万円のような肩書きも使っていません。
「自由になりたくありませんか?」「家族を幸せにしたくありませんか?」といったようなキャッチフレーズも一切なく、ネットビジネスの魅力、マーケティングの魅力について実証に基づいて伝えてくださいます。
さらに凄いと私が感じているのが、、、「菅智晃」で検索しても一切怪しい記事が出てこないことです。
web上で情報発信という仕事を選ぶ以上、アンダーグラウンド勢力とは常に表裏一体であることは避けられません。
芸能人があることないこと叩かれるように、ネットビジネス業界で「大物」と言われるほとんどの人は名前を検索すると批判の記事と隣り合わせです。
しかし、何ページみてみても菅さんの悪い記事はでてきません。
悪い記事が書かれている人がだめということではなく、どんなに良いことをしても必ずアンチがいるweb社会で、これほどアンチ記事がないという事実に私は驚き、真っ当にやっていくことの強さを深く感じました。
ビジネスを安定して10年以上やられている強さ、周囲からの信頼の厚さ、「僕がいるので大丈夫です」と言える自信、何者にでもなれる技術と思考力の高さ、実践が伴った知識の多さ。
魅力はたくさんありますが、菅さんの一番の魅力は人間性だと勝手に思っています。
この人間性は文字ではとても表現できないので、興味のある方は是非菅さんがパートナーの小川健太さんと共にやっている休会議を聴きまくってみてください。
↓↓
休日会議
欲をいえば会いに行って話をしてみてほしいなと思います。
問題提起をするのではなく、好きなことで語っていく
私は日頃からあえて使わないように意識している言葉がいくつかあります。
そのうちの2つが、「ネットビジネス」と「稼ぐ」という言葉です。
どちらも以前はむしろ好んで使っていた言葉ですね。
なぜ使わないか。
それは、「稼きたいですか?」という問題提起をする発信をやめたからです。
「稼ぎたい発信」が顕著にみられるのが、一部のネットビジネス界隈です。
私が現在やっているものは間違いなくネットビジネスですし、世の中に浸透しているビジネスにもネットビジネスは数多く存在しています。
決してネットビジネスが悪いわけではないのですが、”ネットビジネス=お金を稼ぐ”と認識されるこの界隈では、「ネットビジネス」という言葉のイメージが落ち続けていると感じます。
自分の伝えたいことが勘違いされてたり、トラブルに巻き込まれるのを防ぎたかったり、「楽して稼ぎたい」という方に来られても困るので、私はあえて「ネットビジネス」「稼ぐ」という言葉を使わないでいます。
今回は講義内容を伝えるために、この2つの言葉も使って書いていきます。
「問題提起をしない」という選択は、情報発信においては難しい選択をあえてしていることになります。
問題提起をした方が、人は集まりやすいからです。
収入を増やしたくありませんか?家族を幸せにしたくありませんか?家でがっつり稼ぎたくありませんか?
このような問題提起をした方が人は集まることは事実なのですが、私はこの界隈で1年と少し活動してきて、物事を明るく捉える人のところに、最終的に人は集まると実感しました。
『何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ。』
今回の講義で改めて菅さんから伝えられた言葉です。
真似をするのではなくて創造性を促進させる
創造性を促進させること、クリエイターではない私にとってこれはとても苦手なところです。
いや、クリエイターさんだって新しいものを生み出すのに相当な苦労をされていると思います、
しかしこれは私に限ったことではなく、きっと多くの人が「新しいこと」を考えることは苦手でしょう。
「稼ぎ方を模範する」というトレースビジネスが流行っている結果こそが、新しいことを生み出す難しさを物語っています。
しかし、「やり方を覚えるだけ」では、誰も楽しませることはできないし、誰の人生を変えることもできません。
技術が伴わない知識だけの状態はかっこ悪いと思います。
これは薬剤師である私独特の発想かもしれませんが・・・
教科書で学んだ薬の知識も大事ですが、その上でやはり臨床から学ぶデータがなければ患者さんにより良いアドバイスをすることができません。
医療は常に知識を大前提に、どう患者さん個人個人に合わせて対応するか、治療をするかが求められます。(簡易なものであればパターン化することも多々ありますが)
「個人差」という単語は非常に使い勝手が良い言葉ではありますが、医療も、ビジネスも、個人個人合う方針は異なります。
同じ病気でも病状に差があるように、同じ物を販売するにしてもその人のポジションやキャラクターなどで売り出し方は変えていかなければいけません。
そこをどういうふうに打ち出していくか、創造性を鍛えることは永遠のテーマだと感じます。
「もっとビジネスで遊べないか?」
「価値創造に挑戦できないか?」
菅さんはそうおっしゃっています。
ビジネスは、自分の住む街を元気にすることもできるし、芸術を応援することもできます。
社会問題に取り組んでみる、夢を描いている人の力になる・・・
私がマーケティングを学んでやってみたいことです。
マーケティングスキルでできることは広くて、何をしなきゃではなくて自由に考えていいのだと、それがビジネスだと教わりました。
闇の実態と正体を知る
これについては、実情を知ったときから私がずっと向き合い続けているテーマです。
いわゆる、ネットビジネスにおける「怪しい」と思われる闇の部分のところ。
なぜ怪しいという印象になってしまうのか、その具体的な正体を説明できる人はあまりいません。
多くの人が無意識のうちに習ったことを良しとして受け入れてしまうからです。
・選ばれるためのキャラ設定
・成功者設定にして憧れの対象に
・得た情報を実践せず自分の情報としてトレース発信
・学んだ知識をどんどん流して指示を獲得しリスト化
・メルマガでセールスし、その数字を実績にしてさらにしかける
これらの言葉を見て、何か思い当たる節がある人は多いのではないでしょうか。
講義でもたくさんの”実態”を伝えてくださいましたが、特に私が問題視しているのは、
「得た情報を実践せず自分の情報としてトレース発信」という点です。
これは「情報の1人歩き」という結果を招きます。
どういうことか。
・未経験を対象に「稼げる方法」を指導及び販売
・学んだ人はそのまま未経験者を対象に同じ「稼げる方法」を指導&販売
・それを学んだ人も未経験者を対象に同じく指導&販売
・さらにそれを学んだ人も・・・
これがトレース発信の問題点です。
聞いたことを伝えること、トレースそのものが全て悪いとは思いません。知識も大事です。
しかし、結果的にネットワークビジネスのような状態が生まれてしまっている実情が問題なのです。
アメーバ状に0→1指導者が増えるいくので、今やネットビジネス業界は「総指導者時代」を迎えています。
みんなが何かを教えているので。それも、知識だけで自分が実際にやっていないことを。
情報だけトレースしていて、導く力がない人が多すぎます。
そもそも、「稼ぐ方法を教える」ってフレーズそのものが怪しさしかありませんよね。
この言葉そのものが、もはや初心者向け専用フレーズです。
・嘘と雰囲気で売れてしまう一面
・誇大表現が通用してしまう一面
・怪しさに期待をおせてしまう
・トレースで売れてしまう
未経験者を対象にしたビジネスの真実の一部です。
『「稼ぐ方法』、この言葉を普通につかっちゃうのは、その市場にどっぷり使ってる証拠』
菅さんの言葉が、セミナーに参加した多くの人の心に響いていたらいいなと思います。
第三者の役にたってこそ存在意義がある
ビジネスは自分本位で始めることが多いかもしれません。
最初は自分本位、でも次第に家族、仲間、そして市場へと照らす範囲を広げていきます。
「今日は誰に喜んでもらおうか」、菅さんがずっと伝え続けている言葉です。
喜んでもらいたいという思いはシンプルで強力です。
仲間の力にあれる販売力と紹介力をもつことで貢献できる対象がとてつもなく広がります。
まとめ〜クリーンでやっていくには覚悟がいる〜
情報の取り扱い方、向き合い方が激しくこじれている時代です。
人はどうしても数字で物事を判断しがちです。
月収100万のような打ち出し方が蔓延するのは、どんなに怪しくても「もしかしたら本当に・・・」と、それに惹かれてしまう人が多いからです。
クリーンでいくには覚悟がいります。
私も色々な方法をみて、多くの指導者に会って話を聞いてきました。
そして私がやりたい方針は、難しい道であることもわかりました。
クリーンにやっていくということは、数字で人を呼ばずに完全に内容勝負で行くということ。
金額以外で見せていかなければならないので、抽象度が高くなるため人に伝えるのが難しくなるのです。
それでも私はクリーンにやっていくことを選びました。
真っ当にやることの強さも知っているからです。
菅さんはおっしゃっていました。
本来ビジネスは希望溢れる市場であると。
今のビジネス情報発信者は知識だけある状態で、間違いなくたりないことは体験と思考だそうです。
「雪は冷たい」ということを、どう調べるか。
・調べて見て冷たいとしる
・触ってみて冷たいと知る
あなたはどちらを選びますか?
そしてどちらの方が信憑性があると思いますか?
答え(知識)を求めてもたいした差はうまれません。
常套手段+αのアイディアが必要なのです。
誰でもできることは価値がなく、淘汰されるのは早いです。
私にしかできないことだから価値がある。
いち早く例外になることがビジネスで生き残ることです。
そして、長く愛されるビジネスを続けていくために、真っ当にやっていくことの強さを、私自身の活動を通して伝えていきたいと思います。