こんにちは!馬場ふゆかです。
起業すると、いろんな人に会う機会ができて、いろんな企画に誘われませんか?
セミナーなど、ビジネスに直結する企画は行きやすいですが、そうでない遊びの企画は…行ったことありますか?
もしそれが遠方で、交通費も時間もかかる遊び企画だったとしたら…?
今回の記事では、『ビジネスで遊ぶ』ことが苦手な私が、3年連続で『遠方京都での畑企画を主催』したことから知った、年数が重なるほど濃く楽しめる起業の楽しさと、楽しむほどビジネスが強くなることについて、書いていきます。
コミュニティメンバーさんが目指した、好きな農業をする二拠点生活
農業体験の話を今回書いていきますが、元々私はインドア人間で、農業に興味があったわけではありませんでした。
そんな私が、住んでいる横浜から新幹線に乗って京都まで行き、そこからレンタカーで1時間半かけて京丹波まで行って、農業体験をしたのはなぜか?
それは、主催しているビジネスコミュニティ『マーチャントクラブ埼玉支部』に所属してくれているコミュニティメンバー瀬戸雄海さんの、「畑を持って二拠点生活をする」という挑戦に、心を動かされたからです。
畑を持つことも、二拠点生活をするということも、私にとっては自分では想像できなかった挑戦でした。
畑も家も大きな買い物という漠然としたイメージを持っていた私は、それは人生かけての挑戦であり、5年後10年後とかの目標なのかなと思っていたら…
なんと彼は、やりたいと宣言してから1年後には、畑と二拠点目の家を買うという動きをしたのです。
最初は稼いでから畑を買うと話を聞いていたのですが、買ってからお金はなんとかしていくという瀬戸さんの挑戦の姿を見て、心がワクワクしたことを覚えています。
やるかやらないかで、自分さえ決心すれば挑戦って自由でなんでもできる。
私よりも先に、農業への挑戦を誰よりも楽しみにしてくれた他メンバーさん
瀬戸さんが二拠点生活にむけて畑と家を買って一歩を踏み出した時に、ここで私一人だけだったら、自ら遠くの畑に行くという行動まではできなかったと思います。
細かなことは覚えていないのですが笑、畑の話が出た時に、旅行が好きなコミュニティメンバーのけいちゃんが、
「畑行きましょうよ〜、美味しいもの食べられるの楽しみ〜」
みたいなことを、言ってくれたんです。
私は友達と行事に参加するのが楽しくて大好きなタイプ。
ワクワク感が強くなったのか、
「買ったばかりなので何もありませんよ!?」という瀬戸さんの意見を押し退けて、
「コミュニティメンバーで行きます!」と、畑に行くことを強行決定したらしいです。(
けいちゃんが先立って畑を楽しみにしてくれたおかげで、『関西遠征』というコミュニティ企画が勢いで誕生しました。
必ずついてきてくれる事務局長の安心感と、コミュニティでの動きやすさ
二拠点生活に挑戦をしたメンバー瀬戸さん、そしてその挑戦を誰よりも先に楽しみにして行きたいと声を上げてくれメンバーけいちゃん。
だけどこれだけでは関西遠征は実現しなかったと思います。
遠征企画の時にやはり心配になるのは、きてくれる人がいるかどうかということ。
だけど、私には心強い味方、事務局長の横田さんことよこにゃんの存在がありました。
「瀬戸さんが畑もったらしいから京都行こう!」という突然すぎる私の提案にも、よこにゃんならOKをしてくれるという安心感があったんですね。
・コミュニティメンバーの瀬戸さんが畑を持つ挑戦をした
・そして同じくコミュニティメンバーのけいちゃんが、その企画を楽しみにしてくれた
・コミュニティメンバーの挑戦だから、事務局長のよこにゃんが一緒に応援してくれた
・コミュニティ企画として、他のメンバーにも声をすぐかけることができた
京丹波の畑に行くという関西遠征は、『マーチャントクラブ埼玉支部』でのコミュニティ企画だったからこそ、成立したことなんです。
3年間、毎年京都の畑に行って経験した、挑戦の変化と楽しさ
起業をしてからいろんな企画を主催し、合宿の企画などもやってはきていましたが…
そのほとんどが、ビジネスとしての学びの目的を明確にしたものでした。
1年目は楽しそう!の雰囲気でひとが集まってくれたかなと感じましたが、正直2年目からは企画として成立するのか不安な気持ちもありました。
畑に遊びに行こう!という企画は、ビジネスコミュニティで求められていないことなのでは?と考えたり。
他にも、どのメンバーさんも活動を頑張っているのに、瀬戸さんの畑にだけコミュニティ代表が率先して企画をするのは不公平かなとか気になったり。
遠征企画は初めてだったけれど、これが3年間続けられたのは、たくさんのひとが毎年参加してくれたからに他なりません。
結果的に、0からスタートした二拠点生活への挑戦、そしてその変化をリアルで見て、体感することができました。
これをまさに、肌で学ぶというんだろうなと。
もう少し後に、何が学びになったのかを書いていきますね。
せっかくなので、畑の変化をまず見ていってください。
1年目
どうやら私が強行決行(記憶なし)したらしい畑訪問。
この年は京都駅で待ち合わせて、そこからレンタカー。
道の駅でみんなで買い出しをして、畑に到着!
この時はこれからの畑と家の変化を想像すらできていなくて、外観の写真をほとんど撮っていませんでした。
「まだ何にもありませんよ!」と言われていましたが、どれくらい何もなかったかというと。
左側、お分かりいただけるでしょうか。
なんとキッチンもまだなくて、玄関の靴入れの上で野菜を切っています笑
家の中は壁がない部分もあったり、この年はこの家の中で過ごす時間はほぼなかったような。
畑にもまだ野菜がなかったので、この年にここでやったことはBBQのみ!
でもこれがすっっごく楽しかった!!
みんなで買い出しからして、全部調理して、飲んで食べて、こんな自由な空間があるんだなぁと思ったものです。
BBQが落ち着いた後は、周辺のお散歩へ。
のどかすぎ。
この年は本当にのんびり田舎を満喫したんですが、まさかこれが翌年からできなくなるとは、この時は思いもしませんでしたね笑
畑に何もなかったからこそできた、多分最初で最後の超のんびりした年になりました笑
夕方には畑を後にして、大阪に移動。
この年の宿泊先は、マリオットポイント上手のけいちゃんが選んでくれたモクシーホテル。
24時間berがやっていて、お部屋も綺麗で、良いホテルでした。
ホテルに荷物を置いたら夕飯かと思いきや、みんなお腹いっぱいだったのでカラオケ!
この後ホテルで夜通し語って多分朝3時近くなってました。
翌日はみんなで大阪観光。アラサーアラフォー軍団、めちゃめちゃはしゃいだ。
2日目は若干時間を持て余した感じもあったんですが、今振り返ると、これがゆっくり観光できた最後の年だったんですよね笑
時間の経過とともに、暇だった年はこの時しかなかったというのも、いい思い出です。
2年目
ゆったりしていた1年目を終え・・・2年目。
この年は私は2歳の娘を連れて参加!
小さな娘と2人きりの長距離移動は怖かったんですが、畑1年目から一緒にきてくれるけいちゃんが一緒にいてくれたので、なんとか移動もクリア。
この年は変化がとにかく凄くて驚きました。
まず、畑ができているので、この年から収穫体験がスタート!!
ここからマーチャントクラブ埼玉支部と黒枝豆の関係が始まりました笑
そして・・・機械がなかったので、全て手作業で黒枝豆をちぎるちぎる、選別する。
しかもライトもなかったので、夜遅くなると非常に作業がしにくいとのことで、日中になんとかやらねばならぬで。
みんなで喋りなので楽しかったんですが、ふと振り返ると無限にある黒枝豆には苦笑い。
大変だ〜とも思ったんですが、翌年機械が導入されたので、一生終わらない〜!って嘆きながらのこの経験も、この年しかできなかったことになりました。
2歳なりに娘も一生懸命に黒枝豆をちぎってました笑
黒枝豆以外の野菜も色々あって、家族で農業体験が形になっていた年でした。
2年目は畑だけでなく!!家も大幅にパワーアップ!!
1年前は玄関の靴箱の上で野菜を切っていたのに、この年からキッチンが!
これはね、1年目を体験した人は物凄い感動でした。
キッチンってできるんだって。
部屋の中も綺麗になっていたので、室内でも色々と作業ができて、子連れ参加が一気にしやすくなっていました。
よそのご家族に紛れ込む娘。
お庭も綺麗になっていて、道具も色々と増えて、BBQもパワーアップ!!
1年目と見比べてください。すごい変化。
1年目も楽しかったけど2年目も凄く楽しかった〜!
1年前は夕方には大阪に移動しましたが、この年からは翌日も畑作業があるとのことで、移動をせずに近隣に泊まることに。
そしてこの年から気付きます。
瀬戸さんの畑から車で5分の所に、マリオットのホテルがあるということに。(※必ず参加の私、よこにゃん、けいちゃんがマリオットユーザー)
『フェアフィールド・バイ・マリオット 京都京丹波』、推せます。凄く綺麗。
3年目もここに泊まったので、多分瀬戸さんの畑に来る時は今後もここに泊まります。
2日目は畑で黒枝豆をプチプチして、最後に少しバトミントンをして帰りました。
3年目
そして3年目!これはもうね、1年目→2年目の変化の比じゃありませんでした。
まず、人の出入りの数が違いました。
瀬戸さんが1年かけていろんな企画を開催していたので、イベント力も上がっていましたし、より人が来たくなる場所になっていました。
1日目の黒枝豆収穫体験。
2日目の体験。
去年までは、初日がほぼメインの日で、参加者は両日一緒だったのですが、3年目は片方の日程だけでも来てくれる人が一気に増えました!
やっぱり企画主催としては、人が来てくれるのは嬉しいので、人が来ないと企画は成立しないので。
瀬戸さんが畑を成長させてくれて、活動を広げてくれたからこそ、3年目が実現したなぁと思っています。
畑のオーナー企画もあったので、マーチャントクラブ埼玉支部の畑エリアも!
↑あまりに畑すぎて虫が怖かった・・・笑
他のマーチャントメンバーのも代わりに写真を撮ってきました!
いろんな人が、この畑を今年は体験したんだなぁとしみじみ。
そして機械も導入されて、去年の魔の全手作業も無くなっていました笑
文明の利器ってすごいですね。
1年前と比べられないくらいの作業スピードで、収穫だけでなく梱包作業も完了して、出荷まで出来ました!
そしてBBQのクオリティも進化を・・・!
1年前までは、夜は真っ暗だからと撤収するのみだったのですが・・・
なんと、大きくて明るい照明が仲間入りして、B台もおしゃれなやつになり、エモい夜のBBQに!!
食後の焚き火、良かった。畑に夜23時近くまでいて、ずっとお喋りしてました。
ビジネスコミュニティの代表として悩んだ、遊びの企画の意味
3年間の変化、すごいですよね。
畑の変化だけでなく、この変化を経験できることは、ビジネスの体験としても最高だなと強く感じたのが3年目の今年でした。
記事の途中でも少し書きましたが、2年目の関西遠征が終わった時点では、来年もまたやりたい気持ちと同じくらい、3年目の開催ができるかどうか不安な気持ちがありました。
私と、事務局長よこにゃんと、けいちゃんは必ず参加しますし、瀬戸さんも畑をもちろんやっているので、開催自体は可能ですが・・・
この4人だけでやっても、それはビジネスコミュニティ内で定例企画とする意味はあるのだろうか、と悩んだんですね。
個人的に遊ぶというイベントならいいのですが、あくまでマーチャントクラブ埼玉支部として、開催しているこの関西遠征企画。
・遠いから
・交通費が高いから
・ビジネスに関係ないから家族の説得が難しい
いつもアクティブなメンバーも、上記の理由でこの企画は参加を見送ることが多いです。
でもこの理由はごもっともで。
関西遠征の企画は、参加者するためには時間もお金もかかれば、セミナーなどの学びもないので、「これに参加したらこれが得られる!」という、わかりやすいビジネス的なメリットがありません。
それなら何か1つでも学びを持ち帰れるようにと考えていましたが、2年目までは、自分でもそれがはっきり提案できませんでした。
ビジネスコミュニティの企画として、成立させ続けることは難しいのではないかとも思っていたのですが…
『ビジネスの成長』『挑戦が形になる』を体感できる場所
この3年目に、今年入会してくれた埼玉支部メンバーさん2名が、ご家族と一緒に参加してくださり、そして来年もまた来たいと行って帰ってくれました。
毎年参加してくれるけいちゃん、今年は娘さんも一緒に来てくれました。
おかげさまで、今年も関西遠征ができて…そして、3年目で初めて気づいたことが一気に出てきました。
二拠点生活,0から農業をやる,家をリフォームする…どれもとても壮大な挑戦で、私にはどうすればいいか見当もつかない事ばかり。
だけど、瀬戸さんはこれを、埼玉支部に入ってから1年で実行して、そして3年でこんなにも変化することができている。
本当にやりたいことって、準備万端じゃなくてもやれるし、挑戦を続ければこんなにも変化していくことを畑というリアルな場所を通して実感しました。
このね、「こんなに変わるんだ。やれるんだ。」っていう実感が、オンラインでの挑戦の比じゃなかったです。
この3年間の畑の変化に比べたら、私の事業は止まっているようにさえ感じました。
私の事業は全部オンラインでできるんだから、もっともっと動かないと、もっとやりたい。
そういう気持ちになりました。
副業から起業に挑戦すると、「自分は何をしたらいいのかな」という壁にぶつかる時があります。
リスクを考えすぎて、何をするかしっかり決まらないと動き出せない人も多いですが…
まずはやらないと何も変わらないし、止まってる方が勿体無い。
こういう遊びの企画をお誘いすると、「結果を出したらいきます」というお返事をもらうことがありますが、
むしろ結果が出なくて悩んでいる時や、
何をしていいかわからなくなっている時ほど、
こうしたリアルな挑戦の場所に来て、この空気に触れてほしい。
・大変だけど楽しい
・早く行動したほうが早く形になる
・行動すれば少しずつ人が増えてくる
・できることがコツコツ増えて、コツコツ事業が大きくなる
・人が集まってから利益が生まれるようになる
・仲間と楽しめるとその先には人もお金も集まるビジネスができる
・ビジネスって楽しい、文化祭を楽しむように活動を広げていける
・挑戦の年数が重ねるからこそ、信頼が強くなり、繋がりが強くなり、ビジネスが強くなる
今書いたようなことは、セミナーで伝えても、伝わっているようで伝わらない。
聞いてるだけだと、実感しにくい内容ばかりで、行動しないと体感できないんですよね。
瀬戸さんとは毎年お会いしてますが、農業が形になってきて、できることが増えてきて、いろんな経験値が増えて、多分去年までよりも落ちついて話ができたんですよ。
初めてのことを一生懸命挑戦し始めている時って、うまく周りが見えなくなってしまったり、わからないこともたくさん。
これって新社会人と同じ現象だと思うんですよ。
先輩からすると、まだまだ発言や考えや行動が甘いなぁと思うことってあるけど、みんな経験を重ねてしっかりしていく。
私もたくさんの先輩方にまだまだだなあと思われつつも、優しく見守っていただき、そっとアドバイスをいただき、今があります。
3年の挑戦と変化をみて、そして想いをあらためて聞いて、もっと瀬戸さんを好きになりました。
相手を好きになる程私の心境の変化も大きく、関西遠征の企画はいつまで成立させることができるかなぁという不安があった去年とは一転、関西遠征を埼玉支部の名物企画にしていきたいと思いました。
瀬戸さんが機会を繋げてくれて、誰よりも行動をして変化して、この場所の価値を私に伝えてくれました。
瀬戸さんがマーチャントクラブの埼玉支部メンバーだからという理由だけで、この畑企画を盛り上げるのではなく、
埼玉支部メンバーが、
・ビジネスの成長
・挑戦が形になる
・ビジネスを楽しむ
・ビジネスに夢中になる
・楽しんだ先に長く続く強いビジネスができる
・コミュニティを活かしてビジネスを成長させる
これらを体験できる場所として、これからもこの関西遠征を続けていきたい。
そして遠征という、簡単に参加できない企画だからこそ、参加した人だけが持ち帰れる学びの大きさを知りました。
ビジネスを楽しむとは何か。
ビジネス、人、お金の繋がりって何か。
ビジネスを楽しんでる人のリアルとは。
ビジネスで成功するって何か。
メリットが明確化されたビジネスセミナーでは体感しにくいビジネスの大事なことが、この関西遠征の体験には詰まっています。
瀬戸さんが二拠点生活への挑戦を続けてくれている限り、この場所は埼玉支部にとって特別な、挑戦を体感できるリアルな環境で在り続けます。
web事業で成功している人のほとんどは、リアルな繋がりを大事にしている。
私自身も、リアルな繋がりが連鎖していって、たくさんの方に支えてもらっての今です。
マーチャントクラブ埼玉支部代表として、『ビジネスの成長』『挑戦が形になる』を体験できるこの関西遠征を多くの埼玉支部メンバーさんに経験してもらえるよう、これからも毎年企画し、誘い続けていきます。