誰もが一度は入ったことがあるであろう、ユニクロは誰をターゲットにし、どんな戦略を立てているかご存知でしょうか。
実は、とても意外な層がターゲットになっています。
自分のサービスを持っている方、もしくはこれからサービスを出したい方はぜひ読んでほしいです。
今回は、『ユニクロが狙うターゲットは意外な層』というテーマでお伝えしていきます。
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ユニクロの戦略は逆転の発想
突然ですが、みなさんは、ユニクロがどんな層をターゲットにしているか分かりますか?
よかったらここで考えてみてください。
ターゲットを決めることは、どの業界でも大事であり、ファッション業界でもさまざま設定されています。
例を挙げると、メーカーによって、
・フリフリの服
・カジュアルな服
・スポーツウェア
などそれぞれコンセプトに分かれた世界観や販売などのアプローチが行われていることが分かると思います。
ファッション業界でターゲットを決める際は、まず「お客さんはどういう服が買いたいだろう?」と考えるでしょう。
通常は求められているものにターゲットを置くという、マーケティングの基本です。
ここまで説明したうえで、ユニクロのターゲットの話に戻りますが、ユニクロがターゲットにしているのは「ファッションに興味がない人」とのことです。
ユニクロといったらシンプルめのデザインで有名ですよね。
確かに考えてみると、洋服に興味はないけれど何か着なければならない、何でもいいから安く、でもある程度いいものを着たい人がお店に行くイメージがあります。
通常の考え方である「着たい服」を提供するのではなく、「とくにファッションにこだわりがない人が着る服」を提供するというのは、まさに逆転の発想ではないでしょうか。
「なんでもいい」も大きな市場である
私は、普段好んで着る普段着やオシャレ着は大方ブランドが決まっていますが、ジーンズはユニクロで買います。
自分の中ではジーンズはオシャレ着でないため、何でもいいと思っているからです。
普段はワンピースやひらひらした服を多く買いますが、その店にはジーンズが売っていません。
なので、私の中でのユニクロの位置づけは、そこまでこだわっていなくて、どこで買えばいいか分からないからとりあえず行ってみる感じです。
ユニクロが掲げているLife Wearは「究極の普段着」を指し、無駄なものをそぎ落とし、自分らしい高品質な生活を実現するための服と位置付けています。
・生活ニーズに基づいた
・シンプルで洗練されている
・時代に合わせ進化し続ける
そんな進化し続ける普段着として非常に人気が高いブランドです。
物事の逆パターンも考える
今回のパターンで考えると、服を売りたいと思ったら、通常は「服が好きな人」をターゲットとしますが、あえて「服に興味がない人」にターゲットを絞ることで大きなシェアが生まれています。
ちなみに、このパターンで考えると洋服の何でもいい、安く買えるお店には「しまむら」、赤ちゃん服だと「西松屋」などがありますね。
食べ物ならうまい、やすい、はやいの「吉野家」などが浮かんできます。
このように世の中には、服のように「興味がなくても買わないといけない」ものは世の中にたくさんあります。
例えば、衣食住はこのジャンルに値しますね。日用品なども該当します。
これを応用して日常のサービスでこういうものがないか、このような視点でニーズを探して狙ってみるのもおもしろいですね。
ビジネスはターゲット選定次第
ビジネスにおいても、あえて興味がない層に訴えかけていくのも一つの手です。
ビジネスの分野でも、興味がある人がいる傍らで、興味がない人も一定数います。
個人がビジネスに興味がない人に訴えていくとなると、多少難しいところはあるかもしれません。
しかし、全ては戦略やアプローチ次第であるところもあるので、「興味がない層」をお客さんにできると強いですね。
大手企業の戦略から学べることもたくさんある
個人で戦う上で、必ずしも大手企業のやり方は使えないかもしれません。
しかし、マーケティング思考など自分のビジネスに活かせることがたくさんあります。
大手企業の戦略などはテレビやWebニュース、またはSNSやマーケティングメディアにたくさん情報があるので、ときどき見てみると良いでしょう。
個人でも小さくても強い仕事を作れるように
SNS起業という言葉もでてきたり、個人がビジネスに挑戦する障壁はネットのおかげでとても低くなっています。
おかげで私もビジネスに挑戦するきっかけを得て、資金も人脈もない中で独立することができました。
ですが挑戦しやすい分、その先のハードルが超えられず挫折する人がほとんどです。
結果を出す人はビジネスに挑戦する人の2%と言われたりしますが、自分の周りだけでもその2%の人を増やしていきたい。
凄い人がたくさんいるのに、自分なんかに仕事を頼む人がいるのだろうか。自分なんかが出来るのだろうか。
今月は仕事はあっても来月、再来月は大丈夫だろうか?
やればやるほど、小さな結果をだせるようになるほど、大きな結果を求めて不安が襲いかかってきますが…
個人でも長期的に仕事を得られるビジネスモデルの形。小さくても強い仕事は作っていくことができます。
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