「好きなこと」を仕事にしたい~プロダクトアウト思考の注意点

自分が好きなことをサービスとして提供するか、みんなが必要とすることをサービスにして提供するか。

ここは永遠のテーマかもしれません。

好きなことに振り切りすぎてしまうと、場合によってはサービスがまったく売れないことも。

これは無意識のうちにプロダクトアウト思考になってしまっていることが考えられます。

今回は、『好きなことを仕事にする~プロダクトアウト思考の注意点』というテーマでお伝えしていきます。

 

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目次

大企業がとっている事業拡大方針を聞いて感じたこと

先日、ニュース番組を見ていたら、日本のトップ企業である伊藤忠商事が、今後どのように事業を拡大していくのかという話をしていました。

質問に対し、企業側は常にマーケットインの思考でいくとお話していました。

私はそれを見聞いて、「大企業であってもマーケットインの考え方なのか」と思ったわけです。

たくさん資金がある大企業は、私たちが思いつかないような新しい商品を販売して、ムーブメントを作っていく、とイメージする人がいると思います。(Apple社などの革新的な会社はありますね)

実際にこのようにガンガン突き進む企業も、知らないだけでたくさんあるかもしれません。

しかし、少なくとも伊藤忠商事は、私たちが必要としているもの、つまりは市場のニーズで事業を行うと話したわけです。

このニュースを見て私が思ったのは、大企業でもそうなのだから、私たちのように個人で戦う場合はマーケットインでいくべきだということです。

この用語の意味の解説も含めて、なぜそう思ったのかを次に解説します。

マーケットイン、プロダクトアウトとは

先ほど出てきたマーケットイン、プロダクトアウトとはマーケティングの専門用語です。

どういう意味か解説しますと、

■マーケットイン

市場で求められているものに応えていく、実際に必要とされているものを提供していくこと

■プロダクトアウト

お客さんが気づいていない需要を、今は需要があると分かっていないけれど「これは絶対に当たる」もしくは「必要になっていく」と想定し、自らで市場を開拓していくこと

この二つは大きく異なります。

マーケットインは、市場(私たち消費者)が何を求めているかを確実にリサーチしていく力が必要になります。

絶対とは言えませんが、ある程度リサーチができていればビジネスにおいて大外しはしないでしょう。

たとえば、昔Apple社のiPhoneが流行った後に様々なメーカーからスマートフォンが発売されましたよね。

その後、一気にスマートフォンが普及したのは記憶にあると思います。

ロボット掃除機もそうですよね。昔ルンバが発売されて大ヒットし、その後さまざまなメーカーから発売され、今は手ごろな価格で手に入るようになりました。

このように既に市場で売れている、需要があるものを同じように売るということは一つの手堅い手法です。

「好きなことを仕事にする」の罠

ここで「好きなことを仕事にする」という考え方について考えていきたいと思います。

個人でビジネスをしたいと思っている人は、少なからず一度はこう考えたことがあるのではないでしょうか。

もちろん「自分の夢」や「ゆらぎない世界観」などは大切にすべきだと思います。

しかし、自分の夢を先行しすぎると、プロダクトアウトに寄ってしまい、なかなか売れない事態に陥ることもあります。

サービスの提供は顧客ニーズをリサーチすることが大切

商品やサービスの提供は、顧客が実際にどのようなものを必要といているのか、リアルな意見をもとに決めた方が間違いありません。

もう一度、考えてみましょう。

あなたが提供したいサービスに対するお客さんはいますか?

ここをスルーせずにリサーチできるようになると、マーケットインの思考でビジネスができるようになります。

マーケットインの思考であなたの素敵なサービスを確実に提供していきましょう!

個人でも小さくても強い仕事を作れるように

SNS起業という言葉もでてきたり、個人がビジネスに挑戦する障壁はネットのおかげでとても低くなっています。

おかげで私もビジネスに挑戦するきっかけを得て、資金も人脈もない中で独立することができました。

ですが挑戦しやすい分、その先のハードルが超えられず挫折する人がほとんどです。

結果を出す人はビジネスに挑戦する人の2%と言われたりしますが、自分の周りだけでもその2%の人を増やしていきたい。

凄い人がたくさんいるのに、自分なんかに仕事を頼む人がいるのだろうか。自分なんかが出来るのだろうか。

今月は仕事はあっても来月、再来月は大丈夫だろうか?

やればやるほど、小さな結果をだせるようになるほど、大きな結果を求めて不安が襲いかかってきますが…

個人でも長期的に仕事を得られるビジネスモデルの形。小さくても強い仕事は作っていくことができます。

本当はここを知っておくとよいのに…という、細かいけれど大事なことは、メルマガの中で伝えています。

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副業を本業にしたい方は、是非、このリアルな本音に触れてみてください。
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