昭和、平成、令和。
時代が変わると文化や言葉がガラッと変わります。
「古い」「時代遅れ」
そんな風についつい言ってしまう昔の言葉ですが、その時代を生きた人に使うとドンピシャで響くものです。
逆にちょっと古いと言われるものを現代に合わせて言い方を変えるだけで注目を浴びるようになるものもあります。
今回の記事では、同じ商品でも言い方を変えることで見せ方が変わるというテーマをお伝えしていきます。
音声で聞きたい方はこちら!
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お正月特番を見て感じたこと
お正月っていろんな番組がやっていますよね。
何気なく見ていたお正月の番組で、「今の20代が知らないもの」という特集をやっていました。
定番のポケベルやフロッピーディスクなどが紹介されていました。
この番組を見ていて思ったのが、世代ごとに響くアイテムや言葉って違うなということです。
みんなそれぞれ響く言葉がある
それにしても「ポケベル」は時代を表すものとして本当に何度もテレビに出ますよね。
ポケベルは、平成、令和の人には響きませんが、昭和で、さらには実際に使っていた人にはとても刺さるものです。
これを各世代に置き換えてみると、平成は携帯電話(ガラケー)でしょうか。
メールや電話が普及したことはもちろん大きく、マスコットをじゃらじゃらつけたり、デコったり、連絡ツール以外での部分も大きなブームが起こりました。
この流れで来ると、令和はスマートフォンですね。
ケータイパカパカ、ボタンポチポチから大きく変化し、高画質のフル液晶画面、文字はフリック入力など大幅に変化しました。
また、インターネットがさらに身近になったことは革新的でした。
「通信ツール」だけで見ても世代ごとに大きく異なるのが分かりますね。
言葉の使い方を変えることはビジネスにも生かせる
先ほどのポケベル、ガラケー、スマートフォンからも分かるように、言葉の使い方を変えてみることでビジネスにおいても使えるのでは?と思ったんですね。
ポイントは誰に響かせるかという点が大事になります。
もう一つ例を挙げるとすると、カッコいい人のことを
今は「イケメン」
昔は「ハンサム」
年配の人には「ハンサムになれる」と訴求すればよいところを「イケメンになれる」と言っては響きません。
老舗デパートに来るご年配の男性に「イケメンですね~」は若干ちぐはぐな印象があります。(感性の問題なので個人差はあります。)
逆に若者が美容室で「その髪型、今とても流行っていて、とてもハンサムになれます」と言われたら、聞き慣れない言葉に困惑する人もいるでしょう。
でもきっと「イケメンになれる」と言われたら若者の大半は嬉しいですよね。
このように、誰に響かせたいかで言葉の使い方を変えると効果的です。
イケメンが響かないならハンサム、スマホが響かないならガラケーなど、相手に合わせて言葉を選ぶといいでしょう。
誰に響かせたいかで言葉の使い方を変えると良い
ビジネスにおいては、無料レポートというものがあります。
これはビジネスのノウハウをまとめたPDFのことですが、最近はあまり聞かなくなってきました。
しかし、ノウハウをまとめたPDFは今現在もたくさんあります。
そこで、「20XX年版ビジネス計画書」などと言い換えてみるといいのではないでしょうか。
中身が同じでも、見え方がガラッと変わり、訴求が響く層も変わってきます。
サービスの内容はもちろん力を入れていくべきですが、見せ方にも意識することでさらにターゲットとなる人が集まるようになるでしょう。
個人でも小さくても強い仕事を作れるように
SNS起業という言葉もでてきたり、個人がビジネスに挑戦する障壁はネットのおかげでとても低くなっています。
おかげで私もビジネスに挑戦するきっかけを得て、資金も人脈もない中で独立することができました。
ですが挑戦しやすい分、その先のハードルが超えられず挫折する人がほとんどです。
結果を出す人はビジネスに挑戦する人の2%と言われたりしますが、自分の周りだけでもその2%の人を増やしていきたい。
凄い人がたくさんいるのに、自分なんかに仕事を頼む人がいるのだろうか。自分なんかが出来るのだろうか。
今月は仕事はあっても来月、再来月は大丈夫だろうか?
やればやるほど、小さな結果をだせるようになるほど、大きな結果を求めて不安が襲いかかってきますが…
個人でも長期的に仕事を得られるビジネスモデルの形。小さくても強い仕事は作っていくことができます。
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