自分のサービスを出すときに、仕事に関する相談会やサポートなどを、無料で出したことはありませんか?きちんと戦略があればいいのですが、「ひとまず無料で出そう」と深く考えずに出している人は要注意です。
今回の記事では、『自分のサービスが無料で売れず、有料にしたら売れた話』という内容をお伝えしていきます。
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サービスは無料だから需要があるとは限らない
Web上でビジネスをしていると、よく「無料相談会」や「無料コンサル」、他にも様々な「無料コンテンツ」を目にします。
入り口に「初回無料コンテンツ」を持ってくることでその後有料コンテンツやサービスを売るやり方は非常にポピュラーなため、珍しくありません。
無料の方が集客できるとも確かにいわれます。
しかし、だからといって何でも無料で提供すればいい訳ではありません。
私は以前、自分が運営している公式LINEで頻繁に企画を打ち出していた時期がありました。
そのときは、無料企画と有料企画のどちらも行っており、その時の企画の一つに無料相談会がありました。
無料で募集したところ、なんとその募集に対する反応は0でした。
私はこの結果に驚き焦りましたが、何も反応がないまま募集の締め切り日が来てしまったので、この募集を有料の企画に切り替えました。
すると、有料にした途端ポツポツとお問い合わせや申し込みが入りだしました。
私がやったことは、無料のサービスを有料に切り替えただけで、サービス内容は全く同じです。
無料の方が需要があると思っていたために、この経験は非常に学びとなりました。
有料商品を購入する顧客側のメリットとは
一般的に、無料の方が需要がありそうですが、なぜこのような結果になったのでしょうか。
それは、無料の方がお得に見えますが、あくまで無料の範囲でしかサービスを受けられないと顧客側が感じてしまうということです。
また、無料であることから「いつでも申し込める」と判断され、スルーされがちになってしまいます。
有料でサービスを購入してくれた方によると、私がサービスを無料から有料に切り替えたとき、サービス内容をしっかり書き足したのですが、そこが安心できるポイントだったそうです。
顧客の中には、無料よりもお金を払った方がしっかりサポートを受けられると感じるという方が一定数いるのだということを実感しました。
安易に「無料」を選ばないことが大切。反応を見て売り方を変えよう
先ほどの実例から、顧客によって考えは様々であることから、無料で反応がなかった場合でも諦めずに売り方を変えてみることをおすすめします。
無料で売れないのならば、有料で出してみましょう。
無料だけがメリットではないということを忘れずに、顧客の反応を見ながら試行錯誤してアプローチをかけることで初めてサービスは選ばれます。
自分のサービスを売ることは、簡単ではありません。
売り方のテンプレートだけを信じずに、常に自らが工夫することを意識しましょう。
個人でも小さくても強い仕事を作れるように
SNS起業という言葉もでてきたり、個人がビジネスに挑戦する障壁はネットのおかげでとても低くなっています。
おかげで私もビジネスに挑戦するきっかけを得て、資金も人脈もない中で独立することができました。
ですが挑戦しやすい分、その先のハードルが超えられず挫折する人がほとんどです。
結果を出す人はビジネスに挑戦する人の2%と言われたりしますが、自分の周りだけでもその2%の人を増やしていきたい。
凄い人がたくさんいるのに、自分なんかに仕事を頼む人がいるのだろうか。自分なんかが出来るのだろうか。
今月は仕事はあっても来月、再来月は大丈夫だろうか?
やればやるほど、小さな結果をだせるようになるほど、大きな結果を求めて不安が襲いかかってきますが…
個人でも長期的に仕事を得られるビジネスモデルの形。小さくても強い仕事は作っていくことができます。
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