人を動かすのは事実ではなく感情

自分の商品がなかなか売れない・・・

伝えたいことがなかなか伝わらない・・・

そんな悩みを抱えている方はいませんか?

少し前まで私もその悩みを抱えていました。

伝える力、セールス力というのは、一朝一夕で手に入るものではありません。

しかし、ちょっとしたコツというのを掴むだけで、
人に気持ちを伝える力はグッと変わってきます。

目次

1.あなたのことを知ってもらう

まず、あなたが誰なのかわからないと、
お客さんはあなたの商品にも言葉にも興味を持ちません。

ものすごい惹かれることを言っていたら、
言葉だけでも人を呼ぶことができますが、

それがまだできないから悩んでいるのですよね。

 

まず大切なのは、「あなたが誰なのか
それを知ってもらうことが大切です。

そのためにはまず、プロフィールをしっかり書くことです。

2,3行ではなく、何千字、できれば1万字くらい自分のことを紹介するのです。

2.事実が多いのはバツ!

プロフィールは綺麗にかけなくてもいいです。
最初から綺麗に書ける人なんていませんから、とにかく自分のことがわかるように情報をたくさん書いてください。

でも、注意してほしいことが1つだけあります。

 

それは、『事実ばかり書かない』ということです。

 

私が初期のときにやってしまったんですけどね・・・。

師匠に私のプロフィールを添削してもらったときに、

事実が多くて、気持ちがよくわからないね」と言われたのです。

自分がどんな人かを伝えたいので、どうしても事実が多くなってしまいますが、
それでは相手に何も伝えることができないです。

例えば、

『 私は茶道部に入りました。
中学1年から高校3年までの6年間を部活動にはげみました。 』

これでは私が茶道部だったということしか伝わらないし、
全く興味を持てません。

これに感情をつけると・・・

『 私は和菓子が大好きで、お菓子が食べれるかもという少し浮かれた気持ちで茶道部に入りました。
お菓子が美味しかったのもありますが、作法を覚えるのが楽しくて、中高6年間部活にはげむことができました! 』

大好き、浮かれた気持ち、美味しかった、楽しくて、!マーク。

これらの気持ちを付け加えただけで、だいぶ印象が変わってくるのがわかると思います。

 

失敗した経験談を書く場合は、失敗したという事実のほかに、失敗したそのときの気持ちを。

自分が行動したことを書く場合は、行動したときの気持ちと、なぜ行動しようと思ったか、きっかけの気持ちを書いてみてください。

3.人は感情の振れ幅に惹かれる

『感動』という言葉はありますが、『理動』という言葉はありません。

人は、何かを感じて動く生き物であり、理屈で動く生き物ではありません。

頭では理解しても行動にうつせないというのが、
『理動』という言葉がないことを表しているのかもしれませんね。

その感じるものが、大きければ大きいほど人の行動は強くなります。

 

例えば、私はSというアーティストのライブが好きです。
ライブは楽しいです。

でもライブ代が高いので一人では1公演しか行きません。

しかし、友人に誘われたり、ライブのあとにライブを観た人と集まる予定があれば、
私はそれに合わせて複数回ライブに行きます。

『一人でライブに行く』ことは、あまり私の中の『楽しい』感情を動かすことはできません。

そこに、『友人と一緒にライブに行く』ということは、私の『楽しい』感情を大きく動かします。

感情が動けば、ライブに複数回行く時間も、チケット代というお金も、私は捻出するのです。

 

人は感情の振れ幅にひかれるのです。

感情が大きく動けば動くほど、行動す力が大きいものになります。

事実を伝えるのも大事ですが、一番大切なのはあなたの感情、あなたの気持ちを伝えることなのです。

 

私にこの感情を書くことの大切さを教えてくれたのは夢野まきさんという師匠です。
今少しブログを整理しているそうですが、Twitterはやっています。
夢野まきさんのTwitter

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