ビジネスコミュニティを運営するにあたり、言葉を慎重に選び、使うようにしています。
言葉は時に自分の思いとは裏腹に相手に伝わることもあるためです。
思ってもいないところで悪い噂が立ったり勘違いされたりと、トラブルのもとになりかねません。
今回の記事では、『勘違いされないように発信で気を付けていること』という内容をお伝えしていきます。
たとえ小さな規模であっても情報発信やコミュニティ運営をしている方はぜひ読んでいただきたい内容です。
音声で聞きたい方はこちら!
https://stand.fm/episodes/61cc197e4f0e0400065bf11b
マーチャントクラブ埼玉支部のコンセプトについて
私は現在、マーチャントクラブ埼玉支部というビジネスコミュニティを運営しています。
今回は私が普段、このコミュニティで
・どういうことを掲げているか
・どういう人に来てほしいか
・どうしたらその人たちに「コミュニティの活動内容や今後の動き」を勘違いされることなく正確に伝えられるのか
これらを既存のメンバーさんはもちろん、埼玉支部に興味をもってくださる方々に正確に伝えるためにどのように考え、意識しているかをお伝えしたいと思います。
埼玉支部では、大きなコンセプトとして
「スキルで越えられない壁を繋がりの輪で突破していく」を掲げています。
これは、
・スキルで越えられない分をコミュニティの人脈を使って突破していく
・スキルがあるのは大前提だが、現時点では持っていなくても大丈夫
という意味合いです。
ちなみに、「自分にはスキルがない」とみんな大体言いますが、みんな自覚していないだけで何かしらスキルがあります。
例えば、タスクの管理スキルなども立派なスキルです。
今自分が「これができる」というものがなくてもコミュニティへの参加は大歓迎です。
私は、スキルがあろうとなかろうと「頑張りたい気持ち」を持っていることの方が何倍も大切だと考えています。
ここで、本当に注意すべきは「コミュニティに入れば仕事がもらえる」と考える場合です。
「仕事がもらえる」という言葉の本当の意味
私自身が法人化していることもあり、私が持っている仕事をメンバーさんにもお願いしたり、必要に応じてチームを組んで協業したりすることがあります。
これまでにいくつもの仕事を支部メンバーさんにお願いしてきましたのですが、この「仕事」に関しては、本当に言い方に気を付けないといけないなと思っています。
それは、「仕事」に関して、勘違いが生まれやすいと感じるからです。
私は普段、埼玉支部メンバーに仕事のチャンスをなるべく提供するようにしています。
この仕事は、別に埼玉支部の入会特典とかそういうのではなく、あくまで「頑張っているメンバーを応援したい気持ち」があって提供しているものになります。
仕事自体も、その時その時によって内容が異なります。
なので、状況に応じて誰に仕事を振るかを決めています。
そのため、みんなにコンスタントに仕事を振れるわけではありません。
これは埼玉支部の強みの一つだと思っていますが、どう掲げていいものかは非常に悩ましいです。
私からの仕事は、実績やきっかけのひとつとしてチャンスを使ってほしいと思っています。
もし、初めから「仕事をもらう」という気持ちで埼玉支部を検討される方がいらしたら、その希望にはお答えできないだろうとお伝えするでしょう。
そして、稼ぎたいのならコンビニのシフトをたくさん入れたほうが早いのでは?と提案するかもしれません。
「副業を本業に」するために頑張っているメンバーに、仕事のきっかけやチャンスを増やしてあげたい。
そんな思いでつないだ仕事で、その人が頑張っていい仕事ができたら、その後は自分を通さずクライアントさんとやり取りしてかまわないと伝えています。
ひとつの挑戦が大きな仕事に繋がることもたくさんあります。
以上のことから、
・人脈
・繋がりを突破していくこと
・仕事をもらって自らでチャンスを掴むこと
これらは、つまりこういうことを言いたいのです。
なので、私とつながると仕事がもらえるという考え方は違います。
あくまで応援であることをご理解いただけたらと思います。
「貢献」に対する考え方
「貢献する」とは、自分が動くこと、応援すること。
そのようなことでコミュニケーションや仕事のきっかけが増えていくという意味に捉えています。
なので、決して私を崇めたたえたり、私に貢献することで見返りが返ってくるということではありません。
なので、打算的に動く人は成功しないのではないかと思います。
(※もしかして、そのような空気感のコミュニティはどこかに存在するかもしれませんが、埼玉支部は決してそうではありません。)
自分の行動を振り返ってみると「自分は本当に貢献できていたかな?」となると思います。
心から応援しているか、無理やりかどうかは空気感で分かるものです。
貢献、貢献と宗教っぽくなるのも嫌です。
ここのさじ加減も非常に難しいものですね。
今後も、さじ加減に気を付けながら、埼玉支部のメンバーを応援し、一人一人を見ていき、必要に応じて協業をしたり仕事をお願いしたりしていく予定です。
情報発信をするときは言葉に気を付ける
ここまでご紹介してきた言葉のように、情報発信や集客をする際にも「これを言うと集客しやすい言葉」があると思います。
お客さんから見て「相手がどうにかしてくれる」「楽できる」ととれるような言葉は特に扱いに気をつけましょう。
大事なのは、自分の発信をするときにどのようなお客さんにきてほしいのか、本当に伝えたいことは何かということです。
改めて考え、意識して発信してみましょう。
個人でも小さくても強い仕事を作れるように
SNS起業という言葉もでてきたり、個人がビジネスに挑戦する障壁はネットのおかげでとても低くなっています。
おかげで私もビジネスに挑戦するきっかけを得て、資金も人脈もない中で独立することができました。
ですが挑戦しやすい分、その先のハードルが超えられず挫折する人がほとんどです。
結果を出す人はビジネスに挑戦する人の2%と言われたりしますが、自分の周りだけでもその2%の人を増やしていきたい。
凄い人がたくさんいるのに、自分なんかに仕事を頼む人がいるのだろうか。自分なんかが出来るのだろうか。
今月は仕事はあっても来月、再来月は大丈夫だろうか?
やればやるほど、小さな結果をだせるようになるほど、大きな結果を求めて不安が襲いかかってきますが…
個人でも長期的に仕事を得られるビジネスモデルの形。小さくても強い仕事は作っていくことができます。
本当はここを知っておくとよいのに…という、細かいけれど大事なことは、メルマガの中で伝えています。
リアルタイムでメルマガを書いていますので、決まったメールは流れてきません。
副業を本業にしたい方は、是非、このリアルな本音に触れてみてください。
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