ペルソナの考え方(中級編)

ビジネスを学ぶ際に必ず聞く言葉の中に「ペルソナ」があります。

ペルソナは、自分の理想とするお客さん像と言われていますが、チームで仕事をしたり、コミュニティを作る際にもペルソナの概念はとても重要になってきます。

ペルソナの考え方を応用できるようになると、強力なチームを組むことができたり、より魅力的なサービスを提供できるようになるでしょう。

今回の記事では、『ペルソナの考え方(中級編)』という内容をお伝えしていきます。

 

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目次

ペルソナを甘く見ない

ペルソナを考える際に、大抵は『自分のところに来てほしいお客さんがどのような人なのかをなるべく具体的にイメージしましょう』と、習うことが多いです。

また、もしも自分がお客さんだったらどのような人なのかと、具体的にイメージして書き出すことが多く、実際に私も考えながら書き出した記憶があります。

ビジネス初心者の「ペルソナあるある」とは?

しかし最初の頃は、突然「自分の理想とするお客さん」がどのような人が良いのかを考えるようにと言われても、そうそう浮かびません。

そうなると大体の人が行きつくのは、ペルソナを「自分のように頑張っている人」と設定することです。

「お客さん」という概念は初心者には少し難しいけれど、成長途中である自分のことや似たような境遇の人の気持ちやニーズは分かる。

だからこそ、そんな「自分のような人の役に立ちたい」となります。

 

これは実際に初心者さんへのスタートアップやコンサルなどの寄り添うサービスに対するペルソナとしては合っていると考えます。

 

ところでなぜ、私が突然こんな話をし出したかというと、とある打ち合わせ中でのエピソードが印象的だったからです。

ペルソナの対象は「お客さん」だけではない

最近クライアントさんと共同で仕事をする流れになったときのことです。

その際に「どのような人をペルソナにしたいですか」とクライアントさんに聞いたところ、

「ペルソナは、まさに、馬場さんのような人です」

「馬場さんみたいな人を輩出するコミュニティを作りたいです」と言われました。

私は、それまでに第三者からそのように言われることがあまりなかったので、驚きながらも自分の成長を感じ、とても嬉しく思いました。

 

それと同時に、あることに気づきました。

私が昔設定していたペルソナ像は、言うなれば「できていない側(初心者)」を自分自身としたペルソナであったのに対し、今ではそんな自分を「できる人」側に見た状態でペルソナ設定をしてもらえていることです。

 

そして今回のクライアントさんの話から、これから作り上げていくコミュニティにペルソナとなる自分が入ることで、よりクライアントさんの理想に近づけることができるのだと感じました。

 

今までは「ペルソナはお客さんのことを指す」と考えており、このように考えたことがなかったので、非常に興味深く思いました。

サービスの内部にペルソナとなる人を入れるメリット

この打ち合わせの件から、コンテンツやコミュニティを作っていく上で、内部にペルソナとなる人を入れていくと、よりやりやすくなるということを感じました。

全くペルソナとかけ離れた人を集めて運営するよりも、「理想のペルソナとなる人(=ゴールになる人)」を入れることで、方針が大きくズレることなく運営していけるのではないでしょうか。

ペルソナは、お客さんとしてだけ考えずに、提供するサービスやコミュニティでの「理想の姿」として提示するのも良いということが分かりました。

ペルソナから考える「仕事のパートナーの見つけ方」とは

自分のサービスにおいての「理想の姿」を設定することはとても大切です。

そのことを頭に置きながら、改めてペルソナについて考えてみましょう。

 

今後、仕事のパートナーを決めていくときは

「なんとなく気が合いそうだ」

「なんといってもフィーリング」

それらの直感的なものも大事ではあります。

 

しかし、

・もっと戦略的に行くには?

・信頼し合える仕事のパートナーを見つけるためには?

・チームメンバーをさらに増やしていくためには?

 

このような場合は、

・実際にパートナーやチームメンバーにどのような人がいるのが理想だろうか。

・どんな人だったら自分やメンバーの憧れる対象になれるか?

そこを掘り下げていくことで、求めるパートナー像やチームのカラーが出てきます。

 

「パートナーやチームとしての最終ゴールになるようなペルソナの人」を入れることで、自分が掲げている信念や理念がブレることなく、円滑に進めていけるのではないでしょうか。

少し難しいかもしれませんが、ここを突き詰めていくことで、サービスや仕事の幅も大きく広がっていくでしょう。

 

「でも、1人ではそこまで考えられない・・」

と考える方もいらっしゃるでしょう。

そこは、私にお任せください。

実際に今までにもそのような相談にもたくさん対応しておりますし、考え方のポイントなどもメルマガでお伝えしています。

ぜひ、お悩みの方は一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

個人でも小さくても強い仕事を作れるように

SNS起業という言葉もでてきたり、個人がビジネスに挑戦する障壁はネットのおかげでとても低くなっています。

おかげで私もビジネスに挑戦するきっかけを得て、資金も人脈もない中で独立することができました。

ですが挑戦しやすい分、その先のハードルが超えられず挫折する人がほとんどです。

結果を出す人はビジネスに挑戦する人の2%と言われたりしますが、自分の周りだけでもその2%の人を増やしていきたい。

凄い人がたくさんいるのに、自分なんかに仕事を頼む人がいるのだろうか。自分なんかが出来るのだろうか。

今月は仕事はあっても来月、再来月は大丈夫だろうか?

やればやるほど、小さな結果をだせるようになるほど、大きな結果を求めて不安が襲いかかってきますが…

個人でも長期的に仕事を得られるビジネスモデルの形。小さくても強い仕事は作っていくことができます。

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